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Curtain[L_Back Then]_マイルーム#02

2247年10月16日。
イースト・イースト・ダウンサイド内メインストリート。


「レニさんだね」
「あんた、誰?」

「私はカー。派遣会社Λの代表取締役です」

「仕事の話?私に?」
「イエス」
「私、14だけど」
「うちは、年齢に関係なく優秀な人材を採用する。12歳の子もいるよ」
「それ、何の仕事?」
「ポンプだ」

「私のことを、どうして?」
「イーストでは有名だ。Ailes d'or Leni」

「どういう意味?」
「黄金の鳥」
「その通り名、誰がつけたの?」
「私ではない」

「そう。気に入ったかも」

「ムラサキさんは元凄腕のポンプだ。教え子を、何人もうちで雇用させてもらった」
「そうなんだ」
「ムラサキさんの弟子は腕がいい。そして君は別格だ」
「別格?」
「ムラサキさんが、自分がいるうちは君を手放すことはない、と言っていたから」
「それ、どういう意味?」
「弟子の中でも特別なんだ。彼女の全てを受け継いだ」
「確かに、毎日みっちり稽古だったけど」
「他の弟子は取らず、君一人にかかりきりだろう?前は、そんなことはなかった」

「君の兄弟弟子は、全員、今も生きて働いている。ポンプだったり、他の仕事に移ったり。うちは2層の雑用もしている」
「雑用?」
「配達、配送や猫探し。3層の日雇いもある。工事現場や仕出しの仕事」
「仕事は、殺しだけじゃないってこと?」
「小さい会社だからね。それだけでは経営が立ち行かない。人の生き死には、マザー以外に予測できないものだから」

「どうだい?これはスカウトだ」

「住むところは?」
「中心街で斡旋しよう。キッチン、バス、個室トイレを完備の1LDK。補助も出る。」

「条件を聞くわ」

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