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A Night, A Seat
— between drinks —

ある夜、ある席。酒のまにまに訪れる言葉たち。

一杯目と二杯目のあいだ。
酔う前と、少しだけ本音に近づく前。
人はそこで、いちばん無防備になる。

この本に収められているのは、
バーの片隅で自由を願った言葉たちのモノローグ。

労働に疲れた男。
自分を消費し続けてきた女性。
孤独を抱えた老い。
名もなき存在として働くAI……。

誰かを裁くためでも、
社会を語るためでもない。
ただ「その夜、その席に座っていた人」の声だけが残されている。

答えは書かれていない。
けれど、読み終えたあと、
あなたの中に問いだけが静かに灯る。

これは、
人生のどこにも属さない時間を集めた短編集。

A Night, A Seat -between drinks-[1]

¥500価格
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