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「いよいよ明日ね」
レニは窓辺のパイプ椅子に座り、ブルーベリー・ウォーターをごくりと飲んだ。ストロベリーとグレープの中間のような味がする。
『ブルーベリーは宇宙の味よ』
レイチェルが、ブルーベリー・キャンディをレニに手渡しそう言った。
検診の帰り、ブラウン家に立ち寄ったのだ。以前と同じ26回の洗浄を経て、麻の服で入った無菌室。レイチェルのベッドの傍で、トパーズ・ガールが微笑んでいた。
『パパが言うのよ。次の誕生日プレゼントな何がいい?って。でも、ね、Refill. Topy.』
“”Tee-hee, Yet.””
声を合わせて笑うレイチェルとトピー。太陽のように弾ける笑顔。
「アンも、いつか笑うかな」
Odyssey—異星の客が帰還する。
ビゼンの家で、ビゼンやウパラと一緒に暮らして、アンが笑えますように。
斜向かいのモリーの笑顔を見ていると、そんな願いを持ってしまう。
翌朝。
レニは、冷蔵庫からウォーターを取り出した。いつものジャンパーとキャップ。ウォッチ。ゴム底ブーツ。準備オーケー。
モリーの肩にブランケットをかける。モリーは両目を細め、頬の横にうっすらと笑窪が浮かぶ。
Mory is here.
It’s my home.
Leni opens the door.
The light is morning time.
“Mory, I'm going!”
To the terra!
12_地球へ!#04
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