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Murasaki Back Then_Nest house#01
2242年
「バーチャン!こいつステフ。10歳。新入り」
「ステフです」
「いらっしゃい、ステフ。そのチビらは?」
「ステフの弟。血が繋がってる」
「名前は?」
「オリバーとマイケル」
「ナオキ、なんかあるかい?」
「ステフはでっけーんだ。力持ちだな。あと、ガッコー行ってて頭がいい」
「得意科目は?」
「物理です」
「へえ。ステフ。土建屋やる気はあるかい?」
「建築関係?面白そう」
「ナオキ。近いうちにオヤカタんとこ連れてってやんな」
「わかった。ステフ、家ん中案内する。オリバーとマイケルも。靴脱げよ」
「あ、ニホンシキだね。わかった」
「今はお前ら入れて子どもは6人。おれとねーちゃんと、レニってやつ」
「レニ?女の子?」
「おう」
「ナオのお姉ちゃん、名前は?」
「ナオミ」
「あれ?ナオって呼んだら紛らわしいやつ?」
「ねーちゃんはねーちゃんでいいよ」
「うん、わかった」
「ここ、男部屋。ここバーチャンの部屋。で、ここ女部屋。台所。便所は外のプレハブな」
「レニってどんな子?ボク、男子校だったから女の子ってキンチョーする。ちゃんと話せるかなあ」
「あっはっはっは!」
「え?ナオ何笑ってるの?」
「そんな心配しなくていいって。髪短くて、おれとおんなじ服着てる」
「おなじ服!?」
「だって物がねーんだからよ」
「男と女の子が同じ服を着回すって、ちょっとびっくりだよ」
「そんなもんか?よく双子に間違われるし、男みてーに気安いやつだよ」
「そうなのかなあ……」
「あと、すげー強え」
「強い?ケンカ?」
「おう。チビの時からバーチャンにしごかれてっから。大人でもレニに勝てるやついねー」
「すごい!」
「そして女にめちゃくちゃモテる」
「なんで!!??」
「かっこいいからだろ」
「なるほどなあ。うーんイメージできない。ボク、レニに早く会いたいよ」
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