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Candy Bar[L_Back Then]_スポットバーテン
2250年1月。
5区観光街フードエリア路上。
「あれ?ナオミ?」
「ん?……あれ?……もしかして、レニ?」
「そうだよ」
「レニ!?わー、最初わかんなかった!背が伸びたねー!」
「2年で10センチ」
「髪伸ばしてる?雰囲気変わるねー!似合う似合う!」
「……そう?ありがと」
「レニ、今時間ある?お茶しない?」
「うん。今日はオフなの」
「決まりね。お昼は?」
「今から」
「じゃあランチね。美味しいコリアンがあっちにあるわ」
「初めて食べる」
「少しクセがあるけど美味しいわ」
「へー」
「レニ、仕事は順調?」
「死んでないから、多分順調」
「ふふっ、相変わらずクール。忙しい?」
「大きい仕事が不定期だから、雑用みたいな業務が多め。そっちの時給は安いのよ」
「高級取りってイメージだったけど、そこまでしないと足りないの?」
「不定期だからね。貯金で暮らすのは窮屈」
「そうなの?……じゃあ、もしもスポット依頼したら、引き受けてくれたりする?」
「ナオミって、今何してたっけ?」
「イーストWにあるバーのホールキャスト。健全だけど荒っぽいの。……安い時給でプロにお願いすることじゃないんだけど、用心棒として、バーテンに入ってくれると助かるわ」
「時給いくら?」
「1400ルカ」
「猫探しより高い。受けるわ」
「ジェンとナオキもいるよ。メインバーテンはナオキがやってるの。でも、あいつ、こないだ自分の店ができたから」
「それって、"誰かの店"?」
「そう。先代も年だったからね」
「ナオキと一緒に、よくアラレを食べさせてもらったわ」
「あ、お茶漬けにするやつでしょ。懐かしいわねえ」
「ジーチャン元気?」
「流石にもう潜れないけど、畑やってピンピンしてるよ」
「これからは"ナオキの店"ってみんな呼ぶのね」
「あの店、名前がないからね」
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