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Come over[R_Back Then]ワンルーム#02
2247年12月。セントラル大学16F工学部棟渡り廊下。
「よー、リック」
「ピッポ。おはよう」
「なあ、一人暮らしどうだ?」
「快適」
「ワンルーム?」
「うん」
「風呂とトイレは?」
「ちゃんとあるよ」
「台所あるか?」
「ポットとヒーターがある」
「へー。寮よりいいな」
「ピッポも一人暮らしするのか?」
「うーん。してーっちゃしてーけど、踏み切れん」
「ま、そうだよな」
「バイト決めた?」
「うん」
「何すんの?図書館?生協?カテキョ?」
「キャット・サーチャー」
「……すげーの選ぶな、リック」
「僕、猫が好きだし」
「貧乏学生って陰口言われるぞ」
「本当のことだよ」
「金持ちのご機嫌とりなー」
「どんな仕事も大なり小なりそうじゃない?」
「チップは?」
「あるみたい」
「ふーん。もらうん?」
「まあ、向こうがくれるなら」
「そーだよなー」
「ピッポ?」
「……チップもらわんと、お前は生活できんのか?」
「うーん。カツカツ」
「ピンチの時には俺のメシ半分こしてやっから、チップはやめとけ」
「え?なんで?」
「俺がやだ」
「わかった。そうする」
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